私のこだわり

ラクマに出店する農業女子のこだわりと想いをご紹介します。

自分が食べて美味しい野菜だけをお届け(山田靖子さん/神奈川県)

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全国的に生産量が少なく貴重だと言われる三浦大根や、青首大根、キャベツなどを栽培する山田さんの農地は、神奈川県三浦海岸の、潮風がほのかに香る海からすぐの立地にあります。海岸が一望できる高台での栽培に励む山田さんの、農業に対する想いをお聞きしました。

 

土壌の肥沃さは歴史のあるもの

三浦の土壌は、とてもミネラルに富んでいると言われています。海のそばの高台に農地がある土地柄、土壌の栄養分が海に流れていると考えた先人が、海で海草を拾って堆肥に戻していた時期もあったと聞いています。土には栄養がありふかふかなのが特徴で、そのため大根がまっすぐに育ち、甘みも水分もたっぷりに成長します。

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結婚をきっかけに就農

旦那さんが代々農家の長男で、結婚をきっかけに就農しました。今の旦那さんと知り合ったきっかけは三浦市の農業後継者との農業婚活でしたが、農業に対して楽しそうに誇りを持って向き合っている姿に、あんなに小さな種からこんなに美味しい農作物を作りだすなんて、なんてクリエイティブな仕事なんだと興味をもちました。また、もし結婚するなら自分に出来ないことができる尊敬できる人がいいなと思っていたこともあり、現在の生活に至りました。

f:id:infablic:20180316164112j:plain(青々と広がる大根の葉) 

 

昔ながらの農法を受け継ぐ栽培

昔からの農法を守って完全露地で栽培しています。温暖な気候でミネラルたっぷりの潮風をうけているので、濃厚な味の野菜に仕上がります。また自分達で食べて美味しいと思える野菜だけを販売しています。気候面では、冬は比較的温暖で、夏も海風の影響もあり涼しく風通しがよく、野菜へのストレスが少ないせいか大根は甘くみずみずしく育ちます。

f:id:infablic:20180316110619j:plain(代名詞の三浦青首大根)

 

自然の生育の様子が楽しみ

農業をしていて嬉しいのは、ほんとに些細なことですが、撒いた種がちゃんと全て芽を出した時や、青かったトマトが赤くなる過程を見られたり、はちの受粉が始まったり、そういった自然の小さな生育の様子を毎日感じることが出来ることです。それまで私は消費者側でしたが、生育の過程は生産者しかみれない瞬間なんですよね。また、農作物は手をかければかけただけ、ちゃんと応えてくれるのが嬉しいです。間引きをしっかりする、雑草をしっかり抜く、などの一つ一つの工程が立派な実に繋がります。

f:id:infablic:20180316111543j:plain(糖度は7-8度になることも)

 

エコファーマー認定農家

私たちの栽培方法は、無農薬ではありません。農薬が全て悪いものではないので必要な農薬は使用しますが、エコファーマーの認定を取得して4年目になります。自然の力を活かしつつ必要な農薬は使用することで、農薬には頼りきらない昔ながらの農法を続けています。

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様々なレシピで楽しむ三浦大根

三浦大根は煮くずれしにくい特徴があるので、煮物やおでんに入れるのはオススメですが、うちではおひたしなんかでも食べます。軽く蒸したりするだけでも、もちろん生のサラダにしても美味しいです。自家栽培した農産物は販売するだけでなく家でもたくさん食べますので、色々な方法で調理をします。しょうがと大根とお肉で煮込むだけでも良いですし、ピクルスにしてしまうこともあります。いつもの食べ方に飽きたら、エスニック風の味付けにしてみたり、色々なレシピで食べることができます。

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チャレンジとしての加工品

大根の栽培では、育てて、収穫して、洗って、箱詰めして、出荷するというサイクルで、ほとんど休みの取れない働き方になるので、少しでも自分でコントロールできる定価を持った商品を作り販売できるようになればと思っています。その第一歩が数年前から始めたトマトジュースやピューレです。王様トマトと言う木生りのまま完熟させ収穫するトマトを使用したものなのですが、今期はもう売り切れで人気商品になりつつあります。この先も自分が何かを生み出すことで少しでも良い循環を生み出し、また自分のモチベーションも高めていければと考えています。

f:id:infablic:20180316111457j:plain(加工品第一号)

 

農家は毎年一年生

もともと農家だった主人に、農家は毎年一年生だと言われたことがあります。その言葉は凄く記憶に残ってるんですが、品種にもよりますが野菜って基本1年に1回の収穫なんですね。収穫の度に、よく出来たと感じることも、反省する点もあります。うちでは美味しいと思う野菜しかお出ししませんが、毎回が勝負なので、みなさんにきちんとお届けできるように、毎回大事に栽培していきます。

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【プロフィール】

お名前:山田 靖子さん
地域:神奈川県三浦市
ショップ名:くろぜむ農園's shop
ショップURL: https://fril.jp/shop/kurozemufarm

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旬の野菜から季節を感じてほしい(溝口優子さん/千葉県)

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有機農業が盛んな成田市で、露地野菜を中心に季節の野菜30-40種程度を少数多品目で栽培する溝口さん。2種類の有機肥料を自家製で作るという手の込んだ土地作りに、美味しい野菜作りのこだわりがありました。 

 

就農のきっかけは婚活

農コンに参加して出会った主人との結婚をきっかけに、農業の手伝いを始めました。と言っても、元々農業には興味があって、それまでも週末農園で農家さんのお手伝いをしたり、エコのNPOで大豆栽培から味噌を作る活動をする中で、農業には良いイメージを持っていたので、いつかやってみたいと思っていました。18年間生活した東京から環境を変えたいと思っていた所、現在の旦那さんとのご縁もあり移住しました。
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慣れない作業に最初は戸惑いも

当初農業には憧れで入ったので、現実とのギャップに1年くらい落ちこみました。オフィスの中の仕事とは違い天候にも左右されるので、寒かったり、辛かったり、疲れたりでもう出来ないと思った時期もありましたが、農業を知る程にだんだんと楽しくなり、今では畑にいるだけで気持ちがすっきりすると感じます。身体を動かす労働であることの楽しさや、命ある野菜と触れあいエネルギーを感じることが出来ることが農作業の魅力です。また、野菜は元々好きで1人暮らしの時も宅配を頼んでいましたが、美味しい野菜が日常的に家にあるのは幸せなことです。より深く野菜と携わり、作って食べる喜びも実感できるので、今はとても素敵な職業だと思っています。

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一番のこだわりは土作り

自家製肥料には手間ひまかけています。使用する有機肥料は手作りで、農産物にとっての主食になるものと、おかずにあたるものの2種類があります。この2種類の有機肥料を必要なタイミングで与えることで、味の濃い健康な農作物が育ちます。

f:id:infablic:20180316114816j:plain(作製中の「堆肥」の山)

主食の肥料「堆肥」は、野菜の生育に必要な三大要素(窒素・リン酸・カリ)を供給する肥料です。材料はもみ殻主体の馬糞にビール粕や酒粕、米ぬか、鶏糞を混ぜて三か月以上寝かせて、時々かき混ぜて発酵させたものです。種まきや植え付け前に畑に撒きますが、一般的に使われている化学肥料が即効性で単一な肥料成分なのに対し、構造が複雑でじわじわと肥料が効き、沢山の有機物を含むので土が豊かになりしっかりとした野菜が育つという特徴があります。

f:id:infablic:20180316115224j:plain(発酵工程では熱を帯びてほんのり湯気が出る)

おかずの肥料「ぼかし肥料」は、微量要素と呼ばれる野菜の生育に少量ですが必要不可欠な鉄分などのミネラル分を供給する肥料です。人間にとっての必須アミノ酸のような役割で、材料は米ぬか、油粕、魚紛、にがり、ミネラル鉱石の粉末などで、そこへ微生物が住み着くように炭を入れ、EM菌と共にかき混ぜて樽に密閉します。空気が入らない状態で半年位置いて発酵させます。種まきや植え付け前、それと野菜の生育に合わせて追肥としても使います。

f:id:infablic:20180316114920j:plain (「ぼかし肥料」は樽で作製)

農薬不使用で皮まで美味しいにんじん

同じ種からでも、土によって育ち方は全く違いますが、土の中で長く生育する野菜ほどその影響は顕著です。うちのにんじんは一般的な品種ですが、自家製の栄養たっぷりの土壌で育てているので味が濃く、健康なにんじんに育ちます。野菜は食べる直前まで畑と同じ状態である方が鮮度が保たれるので土付きで発送をしていますが、その土を洗う時にんじんの香りがするので、食べる前から香りも楽しんでほしいです。また、にんじんは部位によって軸、その周り、皮のあたりと全部違う味がします。農薬は不使用ですし、皮があった方が味に深みもでるので皮ごと食べてほしいです。

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定年退職の無い農業職、60歳からやりたい事

農業は暮らしととても近い職業なので、自分の望む生活が創造しやすいクリエイティブな仕事だと思っています。健康的に気持ちよく仕事ができるし、年を重ねても一生を通じて就業できるのも魅力です。定年退職がなくて、自分がやろうと思えば一生できるんですよ。作る作物も重いものから軽いものにシフトしていけばいい。私は60歳を過ぎたら何をしようか、今から考えたりしています。一般企業のように60歳で引退ではなく何が出来るか、その土地から考えることが出来るのも楽しいです。形が悪いだけで廃棄になってしまうB級品を活用して、加工品を作れたらいいなぁとも考えています。

野菜が体に良いから食べなきゃと言う義務感ではなく、野菜の楽しさを知ってほしいですし、それをこちらが伝えなきゃいけないと思っています。食べて美味しいことはもちろん、野菜で季節を感じてもらえると嬉しいです。

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【プロフィール】

お名前:溝口優子さん
地域:千葉県成田市
ショップ名:あるまま農園
ショップURL:https://fril.jp/shop/arumamanouen

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ブルーベリーを毎日食べるメジャーな果物に(本多恭子さん/茨城県)

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茨城県女化町(おなばけちょう)でブルーベリー農園を営む本多さんに、ブルーベリーの魅力とその栽培方法について詳しく教えて頂きました。女化ブルーベリーの森では、ブルーベリーの摘み取りのイベントのほか、農園とその周りのお店と協力しマルシェなども開催しているそうです。農産物だけでなく、その環境や地域自体を盛り上げ楽しむ姿勢に、どんな想いで運営されているのかお聞きしました。

 

きっかけは偶然も重なり

家を購入するタイミングで埼玉から茨城に移住した際に、元々叔母がブルーベリー栽培の経験者であったことや、2年前に他界した父が実のなる木が大好きだったこともあり、家族で農園を始めてみる事にしました。私も元々植物が大好きで庭いじりなどをやっていたので、農業には全く抵抗なく始めました。また適した土地を探している時、この農園の園主が栽培を続けられなくなったので引継ぎを希望しているという話も舞い込み、ひと目で気に入って譲ってもらいました。

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14品種のブルーベリーを栽培

ブルーベリーって今はあまりメジャーな果物ではないですが、実は200品種もあるんです。そのうち14種を栽培をしていますが、品種によって実のなり方・お世話の仕方・味・風味・酸味や粒の大きさなど特徴が全く違います。それぞれの特性を理解して一本一本の苗木と対話しながら、毎年その木の一番美味しい実がなるようにお世話をします。また剪定(せんてい)によって実のなり方が大分変わるので、大粒で甘い実がつくように丁寧に行います。私の農園では量より質を重視し、沢山出る枝同士が邪魔をしないように切って風通しをよくし、収穫の実りを良くするために花芽を落とします。6年目になって分かったことも多く、今は大粒で甘い実がつく工夫がやっと自然に出来るようになってきました。 

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最初の2~3年は不安も

ブルーベリー栽培はほとんど思いつきで始めたので最初は分からない事が多く、実がなるまでの2~3年は本当にうまく出来るか不安でした。また草取りや剪定が冬の一番寒い時で、収穫は夏の一番暑い時と、季節の最も厳しい時期が働き時なので、その点は大変です。ただ、ちゃんと花が咲いて思い通りの実がなったときは本当に嬉しいです。

f:id:infablic:20180316125708j:plain(春に向けて膨らむつぼみ)

 

f:id:infablic:20180316142706j:plain(徐々に大きくなり色を付け始める)

 

オススメはもちろん生で

品種によって、甘みが強いもの、酸味があるもの、みずみずしいもの、ぎゅっと果肉が詰まっているものなど、様々です。その色々な種類を手にいっぱいとって、ガバッと食てもらうのが一番贅沢で美味しさを感じてもらえると思います。大きい粒だと冷凍して半解凍にし、シャーベット状で食べてもらうのもオススメです。また、家ではお酢に漬けてシロップにし、炭酸で割って飲んだり、冷凍ブルーベリーでスムージーにすることもあります。家庭でも簡単に出来るように今様々なレシピを模索中です。加工品としては、工場でジャムにしています。甘みを抑えてブルーベリー本来の味を引き出し、スパイスを入れてチーズやワインなどのお酒に合うジャムの開発にも取り組んでいます。新しい目線で商品開発をする事を、色々試しています。

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500円玉サイズの大粒ブルーベリーも

私は粒の大きさにもこだわっていますが、中には100円サイズや500円サイズのブルーベリーもあります。普段は海外産の冷凍ものなど、トッピングにのるような小粒なものしか目にかからないと思うのですが、大粒はかじって食べる程大きい品種です。大玉のブルーベリーの品種はまだ知らない方が多く、スーパーにもほぼ出回らないので見ると大体の方はびっくりしますが、その反応も嬉しいです。それを見ると、よしっ!と思います(笑)。実はブルーベリーの歴史はまだ30年くらいと言われていて、まだまだ深く知らない人も多いので、もっと魅力を広めて毎日食べるような日常の果物となるように、ブルーベリーの常識を覆したいですね。

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栄養価が豊富

まだ研究段階ではあるのですが、ブルーベリーはアントシアニンが豊富で、疲れ目・かすれ目に良く、集中力をUPさせると言われています。私も1年を通して編み物をするのですが、ブルーベリーが摂れる時期は編み目がクリアに見えやすいので、実体験としてもブルーベリーの効力は感じています。またブルーベリーの木は病気に強く虫も付きにくいので、農薬がほぼ必要ありません。そのためうちの農園でも農薬や除草剤を使用していないので、安心して皮ごと食べていただけます。木から採ってすぐ食べていいので、おやつ代わりに食べてほしいなと思います。

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四季折々の表情を見せるブルーベリーの木

あまり知られていないですが、ブルーベリーって1年を通して楽しませてくれる植物なんですよ。春はすずらんのように真っ白く小さな花が大量に咲き、夏に実をつけます。また秋は葉を真っ赤にし農園が一面に紅葉します。冬は枝だけになりますが、それもまた美しい。年間の表情全てが愛おしい植物です。

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ブルーベリーをもっと身近に

ブルーベリーの収穫期はたったの2-3ヶ月しかありません。だからこそ一年を通して全ての木々と対話し、収穫季には最上級の実がなるように心を込めて生育します。そんなブルーベリーをもっと身近に感じてほしいし、自分も本来の美味しさをお届けできるよう努力したいなと思います。生のブルーベリーを、旬の時期に家庭であたり前に食べるような果物にできたらいいなと思います。加工品の種類も今後増やす予定で、ジェラート・アイスバーも販売予定です。収穫シーズンは6月中旬から8月中旬なので、楽しみにしていてくださいね。

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【プロフィール】

お名前:本多恭子さん
地域:茨城県女化町
ショップ名:女化ブルーベリーの森
ショップURL: https://fril.jp/shop/blueberryforest

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水と太陽と土で育つところを想像して食べてほしい(小島裕美さん/千葉県)

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千葉県旭市、海沿いに面して広がる田畑の中に小島さんの農園があります。代々受け継がれた土地では現在、米、キュウリ、トマト、チンゲン菜を中心に農産物が育てられていています。小島さんの育てた農作物は味はもちろん、鮮度が良いことも特徴ということで、作り方のこだわりをお聞きしました。

 

安心安全は当たり前

私の農産物は安心・安全は当たり前で、食べていただく方には良品をお届けしたいと考えています。そのためにこだわっていることが2つあります。一つは低農薬。もう一つは、土作りにこだわり野菜を元気に育てることです。

特に土作りが重要で、収穫時に大きな差がでます。良い土にすることで根っこがしっかり張るので、栄養と水分が十分に伝わり実のつき方にも大きく関わってきますし、収穫量も変わってきます。そして元気に順調に成長した方が美味しい野菜ができるんです。

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農産物の栽培は夫婦二人三脚

農産物はスタッフも含めて夫婦で愛情を込めて作っています。栽培については主人の方が経験もあり、これまで勉強もしているから頼る部分が多いのですが、どうしても一人だと限界があります。広い畑を見切れないところも出てくるので、畑の状況についてどこで病気が発生しているかなど日々情報交換することで、スタッフを含めみんなで美味しい野菜を作っています。

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水と太陽と土で育つところを想像して食べてほしい

最近強く考えていることがあります。愛情込めてつくっているので、食べる方にもその想いをなんとか伝えたいんです。小さい種が土と水と太陽と人の愛情で大きく育ってゆく過程を想像してもらえると、野菜をより美味しく感じてもらえるんじゃないかと思います。特に子供にはそうしたことを食育として伝えたいので、畑の様子や私たちの想いをブログで発信したり、小学校から見学があれば積極的に受け入れたりもしています。さらに今後は農産物を作るだけでなく、農業にも興味を持ってもらいたいので、将来農業に関わりたいと考える子たちを育てられる仕組みをつくれたら幸せです。そうすることで米離れなども防げると思います。

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(青々としたチンゲンサイの芽)

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農業を始めたのは運命

農業を始めたのは運命です(笑)。農家の長男である主人と結婚したのがきっかけです。でも、元々農業には興味があったんですよ。だから自分も好きで始めた感じで、全く抵抗がなかったです。他所の土地から嫁いできたので、始めは地域習慣に戸惑いました。そして、今の農業経営の基盤を築くまで想像以上の毎日でした。これからは、第2ステージに進みます。未来に続くように、自分たちで農業形態を作り変えていこうと思っています。

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自然との一体感が農業の魅力

農業を始めてから嬉しいと感じる瞬間が沢山あるんですよね。その中でも一番は、自分で育てた農産物を収穫する時。太陽の下で土の匂いを感じたり、水の音を感じながら育てた農産物が実って収穫できることはとても幸せです。さらに作った野菜を購入してくださった方が「小島さんの野菜が美味しい」と言ってくれることは、大きな喜びですね。

野菜も人と同じで病気がちなものと、元気なものがあるんです。私の作る野菜は元気に育てることにこだわりがあるので、これからも元気な野菜を育ててたくさんの人に食べてもらいたいです。

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【プロフィール】

 

 

 

皮ごと食べられる新鮮さをお届け(中川倫子さん/愛知県)

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中川さんの野菜は、愛知県から三重県側に向かって伸びる渥美(あつみ)半島で栽培されています。栽培期間中農薬不使用の新鮮な野菜は、その美味しさが口コミで広がり、遠方からお客様がいらっしゃることもあるそうです。そんな手間ひまかけて育てられた野菜たちは、健康に良いだけでなく味もお墨付き。野菜ソムリエサミットでは、葉にんにく&かぼちゃで金賞、人参などで銀賞を受賞した実績があります。

 

栽培期間中、農薬も化学肥料も不使用

こだわりは、農薬を使用せず自然の力で栽培していることです。化学肥料も使わず、地元の肥料のみで栽培しています。渥美半島では畜産が盛んなんですよね。なので、その牛や豚の堆肥を活用させてもらっています。また、玉ねぎや人参などスーパーで見かける野菜はもちろんなんですけど、同じ玉ねぎでも赤いものとか、黄色い人参とか、プラスアルファの楽しさを提供できるようにしています。

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農家直売ならではの「間引き野菜」

私たちの野菜はハウスなどを使わず露地栽培で育てているのですが、ひとつひとつ手作業でお世話をしています。例えば人参は、立派なものが出来るように手で間引きをしています。ただ、間引いた人参も実は美味しく召し上がれるんですよ。スーパーでは見ないので珍しく感じると思うのですが、未だ若くて小さくてぎゅっと濃縮した美味しさがあります。そういった、農家直売でしか食べられないような野菜もぜひ味わってほしいので、お客様にお出しできるようにしています。

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オリジナルレシピを考案

珍しい野菜を送られてもどうやって調理したらいいかわからない方もいらっしゃいますし、私自身がいち主婦でもあるので、オリジナルレシピを考案して野菜セットと一緒にお届けしています。

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今までで反響があったレシピは、炒り玄米や鬼まんじゅうです。
玄米を炒ってヨーグルトやグラノーラに入れて食べたら、お腹の調子が良くなり、それをレシピとしてお出ししました。すると実際に反響があってお客様には凄く人気になりました。また愛知県には鬼まんじゅうという和菓子があって、芋がごつごつしているのが鬼みたいだから鬼まんじゅうと言うんですが、そのレシピをつけたら、愛知県にこんな名物があったんだ、意外に簡単につくれるね。というお客様の声を頂いたこともあります。

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皮ごと食べられる野菜

皮に残留農薬があると悪いと聞きますが、私たちの野菜は栽培期間中農薬不使用なので、栄養価の高い皮ごと食べる料理に使って欲しいです。皮と実の間に栄養があるそうですし、皮をつけたままだと彩りもよくなるので、是非まるごと食べてほしいですね。 

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「葉にんにく」は金賞を受賞

野菜ソムリエ協会が開催している品評会で金賞を受賞した、葉にんにくという野菜があります。にんにくの白い玉から芽が出て、そこから出た葉っぱを食べる野菜です。その葉にんにくは調味料にも食材にもなるんですが、葉っぱを刻んで料理に入れるとにんにくがふわっと香るんですよね。短冊に切ってパスタなんかに絡めると、葉にんにくのぺペロンチーノのような感じにもなり色々アレンジできるので楽しんでほしいです。作り方がわからない方には同梱するレシピもご用意しています。

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一番嬉しいのは、お客様の声

常連のお客様やその口コミで聞かれた方が、お休みの日を活用してたまに遠方から来てくださるんですよね。そういう方々の美味しかったよの声が励みになります。また収穫体験など、畑で開催するイベントに来てくれた方々との交流からも元気をもらいます。
あとは、子供達が畑で過ごしているのを見て、土をさわったり風を感じたり、そういう生活が出来るのが幸せだなと感じます。自然の中で生きてるなと実感できるのは、農業をやってて楽しい部分でもあります。

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季節の新鮮さを届けたい

みなさんに、露地栽培ならではの味を楽しんでいただきたいです。とくに葉物は獲れたてが美味しいので、みずみずしいうちにお届けできるように心がけています。栽培期間中農薬不使用なので虫食いもあり、たまに虫がついていることもあるので、新鮮な証拠としてご了承いただけるとありがたいです。

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【プロフィール】

もっと多くの人に美味しいお米を広めたい(作田妙江さん/山口県)

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山口県岩国市、駅から山間の田園地帯をくぐり20分ほど進んだ先に、作田さんの田んぼはあります。作田さんの育てたコシヒカリとヒノヒカリは「一度食べると他のお米食べられなくなる」と評判でリピート購入される方が多いのだそうです。そんな食べる人を引き付ける美味しさの秘訣についてお聞きしました。

 

美味しいワケは徹底した土作り

米作りで最も力を入れているのは、土作りです。肥料は鹿児島県の養鶏農家で作られるバクテリアや、土壌菌がたくさん入っているバイオ肥料を使っています。その肥料を使うことで田んぼで良質なバクテリアが育ち、地力が上がることで元気な稲が育ちます。実際、化学肥料を使わずにバイオ肥料を使い米を栽培するのは手間ですし、収穫量も減るんです。ですからこのやり方で進めるかについてはかなり悩みましたが、たどり着いた答えは「美味しいお米を食べてもらいたい」ということ。それで、このやり方をすすめています。

私達が作るお米は、親しい方に手渡しでお取引することが多いんです。食べる人の顔が見えるからこそ、もっともっと美味しいお米を提供したいと考えています。

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(豊かな自然と共存する田畑)

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主食をもっと味わってもらいたい

最近ではお米を食べる人が減っていると聞きますが、バイオ肥料で育てた「こうちゃん米」をぜひ食べてもらいたいです。お米はスーパーでも手軽に買うことができますが、育て方はもちろん鮮度や管理も味に大きな影響を及ぼします。お米は日本人の主食なので、もっとこだわって食べていただければきっと好きになる方も増えると信じています。

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残留農薬0の田んぼ

~美味しさだけじゃない、安全性にもこだわり~

土作りと同じく大事なことは、農薬をできるだけ使わないということです。バイオ肥料で地力が高まり病気になりにくい稲が育ちますが、それでも完璧ではありません。例えば人間も、100人いて全員が全く病気に掛からないということはありませんから。多少風邪を引くこともあるでしょう?稲も部分的に病気になることがあるんです。そんな場合、農薬を広域で散布すれば作る側は安心ですが、そうはしません。私たちの田んぼでは最低限必要な量の農薬を最小範囲で使います。もちろん手間ですが、その甲斐もあって私たちの田んぼは、残留農薬が0でした。美味しいだけでなく安心して食べていただけるお米なんです。

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(精米している様子) 

うちでは収穫されたお米は玄米の状態で温度管理された保管庫で保存します。注文を受けてかから精米することで酸化していない新鮮な状態のお米を届けることができるんですよ。

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米ぬかからヒット商品

お米の魅力を様々な角度から知ってもらうために、お米を使った商品開発にも挑戦しています。いくつか商品化したうち、今人気なのが米ぬかを使ったカンパーニュです。

農家では、精米時にでてくる米ぬかを肥料として使う場合が多いのですが、栄養分を多く含んでいるため日頃から「勿体無いな〜」と思い、何とか食品として活かす術はないかと考えていました。そこで、友達が経営する平生町のパン屋「ブーランジェリーミキ」に協力してもらい作ったのが、カンパーニュです。米ぬかの栄養分を余すことなく使い、しっとりとした食感がとても食べやすいんです。イベントなどで試食販売したところ大人気で、準備した分は全て完売してしまいました。

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(「ブーランジェリーミキ」で作るカンパーニュはもちもちした食感が人気)

玄米を煎って作った玄米コーヒーも人気です。コーヒー好きなのに妊娠中にカフェインを取ることができなかった自身の経験から、妊婦でも飲むことができるノンカフェインのコーヒーとして作ったところリピートして購入してくださる方もいます。

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(自身の経験を生かした玄米コーヒー)

 

もっと多くの人に私たちのお米を届けたい

生産するだけでは農産物に対するお客様の評価がわからないので、最近では精力的に東京などの都市に出向き、自分たちの農産物を試食していただく機会を増やしています。

消費者と直接触れ合うことができるイベントでは、作った私たちだからこそ伝えられることが多いし、味見をした上での意見を聞くことで「もっと美味しいものを作ろう」と意欲も湧いてきます。

今後の目標は「作田さんのお米が一番美味しい」と言ってくださる人をもっと増やしていくことです。

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【プロフィール】

好きなトマトを見つけてほしい(一之瀬まゆみさん/山梨県)

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一之瀬さんがトマトを栽培するのは、山梨県中央市。山梨県内屈指のトマト産地で、まだまだ知名度は低いものの「とまチュウ」(トマト+中央市)と言うご当地キャラがいるほど、トマトの栽培が根付いた地域なのだそうです。養液栽培という、トマトに与える水分を極力控えて甘さを凝縮する方法を用い、生産から販売まで全て家族の手で一環して行っています。

 

美味しさのヒケツは、手間ひまをかけた栽培方法

人気のあるフルーツトマトは、しっかり甘みのある品種です。養液栽培でトマトに与える水分を極力控え、苗にストレスを与えてトマトの甘味を引き出しています。安全な国産肥料を水に溶かして、30分に1回(5分ほど)マイクロチューブという細い管でトマトの根元に養分を与えています。種苗会社から苗を買うのではなく、自分たちの手作業で種をまき、成長させ、約3ヶ月で収穫をむかえます。

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豊富な種類と味のトマト

現在、9種類のトマトを育てています。サイズは、大玉・中玉・ミニ。色は、赤・黄・オレンジ。様々な種類のトマトがあり、味は甘みが強いものも、甘いだけではなく酸味もしっかりあるものもあります。その人の好み次第で、甘いものが好きな人も、酸味があるものが美味しいと感じる人もいます。私にはどれも愛着があるので、どれが一番かは決められないのですが、それぞれ良いところがあります。フルールトマトは甘いし、ミニトマトはお弁当で映える。それぞれの用途を見つけてもらえたら嬉しいです。

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本当は農業をするつもりがなかった

結婚するまえは、もともとジュエリーの会社に勤めていたんですよ。なので、結婚する際も、農業を手伝う予定はありませんでした。
でも、夫のお父さんからレジを手伝ってほしいと言われて、仕事も辞めていたので、最初はできることがあるなら手伝おうかなと思って始めました。

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そこから、少しずつお手伝いの幅を広げていったという一之瀬さん。
最初は子育ての合間に少し手伝う程度だったのが、だんだんと出来ることも増え、今では毎日トマトの成長が楽しみなんだそう。

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(色づく前の、トマトの赤ちゃん) 

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(色づき始めた黄色のトマト)

 

自然と向き合い、新鮮な野菜を食す喜び

農業はしたことが無かったし、汚れるのも嫌だと思っていた位で、最初は私の母から『大丈夫?』と心配される程でした(笑)OL時代もそれはそれで楽しかったし、おしゃれをするのも好きでしたが、今は実際に農業を手伝ってみて、自然相手に日々向き合っているいることに、やりがいも幸せも感じます。
すごい天気良いなとか、寒いな、暑いなとか・・・気にするようになって。そういうのを毎日感じで生活できるという面で、魅力的な仕事だなと思います。
子供の食育にもなるし、新鮮なものを食べさせてあげられる喜びもあります。

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トマト嫌いな方にも、子供にも喜ばれるトマト

農業をしていて嬉しく感じたことは、トマト嫌いだった方に、ここのトマトだったら食べられると言っていただいたことです。また、子供二人がトマト大好きで沢山食べてくれるので、自分の手で育てた安心な野菜で子育てできるのは、幸せなことだなと思います。

甘みも、酸味も、色んな味や色のトマトがあるので、自分の中で好きなトマトを見つけてほしいなと思いますね。できればトマトの食べ比べセットなど出せると良いなと思っています。

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美味しいトマトをたくさんの方に知って欲しい。採れたて、新鮮、美味しい野菜を皆様にお届けできたら嬉しいです。と言う一之瀬さん。
低農薬で手間ひまかけて作ったという多種のトマト、一番のおすすめはそのまま食べてもらうことそうです。

 

大切に梱包してお届けします

私たちのトマトは、家族みんなで食べるのも良いし、1人で食べてもらっても良い。
メインにはならないけど、どんな方の食卓でも、美味しく豊かに飾って欲しいです。

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