私のこだわり

フリルに出店する農業女子のこだわりと想いをご紹介します。

水と太陽で土で育つところを想像して食べてほしい(小島裕美さん/千葉県)

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千葉県旭市、海沿いに面して広がる田畑の中に小島さんの農園があります。代々受け継がれた土地では現在、米、キュウリ、トマト、チンゲン菜を中心に農産物が育てられていています。小島さんの育てた農作物は味はもちろん、鮮度が良いことも特徴ということで、作り方のこだわりをお聞きしました。

 

安心安全は当たり前

私の農産物は安心・安全は当たり前で、食べていただく方には良品をお届けしたいと考えています。そのためにこだわっていることが2つあります。一つは低農薬。もう一つは、土作りにこだわり野菜を元気に育てることです。

特に土作りが重要で、収穫時に大きな差がでます。良い土にすることで根っこがしっかり張るので、栄養と水分が十分に伝わり実のつき方にも大きく関わってきますし、収穫量も変わってきます。そして元気に順調に成長した方が美味しい野菜ができるんです。

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農産物の栽培は夫婦二人三脚

農産物はスタッフも含めて夫婦で愛情を込めて作っています。栽培については主人の方が経験もあり、これまで勉強もしているから頼る部分が多いのですが、どうしても一人だと限界があります。広い畑を見切れないところも出てくるので、畑の状況についてどこで病気が発生しているかなど日々情報交換することで、スタッフを含めみんなで美味しい野菜を作っています。

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水と太陽と土で育つところを想像して食べてほしい

最近強く考えていることがあります。愛情込めてつくっているので、食べる方にもその想いをなんとか伝えたいんです。小さい種が土と水と太陽と人の愛情で大きく育ってゆく過程を想像してもらえると、野菜をより美味しく感じてもらえるんじゃないかと思います。特に子供にはそうしたことを食育として伝えたいので、畑の様子や私たちの想いをブログで発信したり、小学校から見学があれば積極的に受け入れたりもしています。さらに今後は農産物を作るだけでなく、農業にも興味を持ってもらいたいので、将来農業に関わりたいと考える子たちを育てられる仕組みをつくれたら幸せです。そうすることで米離れなども防げると思います。

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(青々としたチンゲンサイの芽)

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農業を始めたのは運命

農業を始めたのは運命です。(笑)農家の長男である主人と結婚したのがきっかけです。でも、元々農業には興味があったんですよ。だから自分も好きで始めた感じで、全く抵抗がなかったです。他所の土地から嫁いできたので、始めは地域習慣に戸惑いました。そして、今の農業経営の基盤を築くまで想像以上の毎日でした。これからは、第2ステージに進みます。未来に続くように、自分たちで農業形態を作り変えていこうと思っています。

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自然との一体感が農業の魅力

農業を始めてから嬉しいと感じる瞬間が沢山あるんですよね。その中でも一番は、自分で育てた農産物を収穫する時。太陽の下で土の匂いを感じたり、水の音を感じながら育てた農産物が実って収穫できることはとても幸せです。さらに作った野菜を購入してくださった方が「小島さんの野菜が美味しい」と言ってくれることは、大きな喜びですね。

野菜も人と同じで病気がちなものと、元気なものがあるんです。私の作る野菜は元気に育てることにこだわりがあるので、これからも元気な野菜を育ててたくさんの人に食べてもらいたいです。

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【プロフィール】

 

 

 

皮ごと食べられる新鮮さをお届け(中川倫子さん/愛知県)

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中川さんの野菜は、愛知県から三重県側に向かって伸びる渥美(あつみ)半島で栽培されています。栽培期間中農薬不使用の新鮮な野菜は、その美味しさが口コミで広がり、遠方からお客様がいらっしゃることもあるそうです。そんな手間ひまかけて育てられた野菜たちは、健康に良いだけでなく味もお墨付き。野菜ソムリエサミットでは、葉にんにく&かぼちゃで金賞、人参などで銀賞を受賞した実績があります。

 

栽培期間中、農薬も化学肥料も不使用

こだわりは、農薬を使用せず自然の力で栽培していることです。化学肥料も使わず、地元の肥料のみで栽培しています。渥美半島では畜産が盛んなんですよね。なので、その牛や豚の堆肥を活用させてもらっています。また、玉ねぎや人参などスーパーで見かける野菜はもちろんなんですけど、同じ玉ねぎでも赤いものとか、黄色い人参とか、プラスアルファの楽しさを提供できるようにしています。

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農家直売ならではの「間引き野菜」

私たちの野菜はハウスなどを使わず露地栽培で育てているのですが、ひとつひとつ手作業でお世話をしています。例えば人参は、立派なものが出来るように手で間引きをしています。ただ、間引いた人参も実は美味しく召し上がれるんですよ。スーパーでは見ないので珍しく感じると思うのですが、未だ若くて小さくてぎゅっと濃縮した美味しさがあります。そういった、農家直売でしか食べられないような野菜もぜひ味わってほしいので、お客様にお出しできるようにしています。

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オリジナルレシピを考案

珍しい野菜を送られてもどうやって調理したらいいかわからない方もいらっしゃいますし、私自身がいち主婦でもあるので、オリジナルレシピを考案して野菜セットと一緒にお届けしています。

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今までで反響があったレシピは、炒り玄米や鬼まんじゅうです。
玄米を炒ってヨーグルトやグラノーラに入れて食べたら、お腹の調子が良くなり、それをレシピとしてお出ししました。すると実際に反響があってお客様には凄く人気になりました。また愛知県には鬼まんじゅうという和菓子があって、芋がごつごつしているのが鬼みたいだから鬼まんじゅうと言うんですが、そのレシピをつけたら、愛知県にこんな名物があったんだ、意外に簡単につくれるね。というお客様の声を頂いたこともあります。

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皮ごと食べられる野菜

皮に残留農薬があると悪いと聞きますが、私たちの野菜は栽培期間中農薬不使用なので、栄養価の高い皮ごと食べる料理に使って欲しいです。皮と実の間に栄養があるそうですし、皮をつけたままだと彩りもよくなるので、是非まるごと食べてほしいですね。 

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「葉にんにく」は金賞を受賞

野菜ソムリエ協会が開催している品評会で金賞を受賞した、葉にんにくという野菜があります。にんにくの白い玉から芽が出て、そこから出た葉っぱを食べる野菜です。その葉にんにくは調味料にも食材にもなるんですが、葉っぱを刻んで料理に入れるとにんにくがふわっと香るんですよね。短冊に切ってパスタなんかに絡めると、葉にんにくのぺペロンチーノのような感じにもなり色々アレンジできるので楽しんでほしいです。作り方がわからない方には同梱するレシピもご用意しています。

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一番嬉しいのは、お客様の声

常連のお客様やその口コミで聞かれた方が、お休みの日を活用してたまに遠方から来てくださるんですよね。そういう方々の美味しかったよの声が励みになります。また収穫体験など、畑で開催するイベントに来てくれた方々との交流からも元気をもらいます。
あとは、子供達が畑で過ごしているのを見て、土をさわったり風を感じたり、そういう生活が出来るのが幸せだなと感じます。自然の中で生きてるなと実感できるのは、農業をやってて楽しい部分でもあります。

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季節の新鮮さを届けたい

みなさんに、露地栽培ならではの味を楽しんでいただきたいです。とくに葉物は獲れたてが美味しいので、みずみずしいうちにお届けできるように心がけています。栽培期間中農薬不使用なので虫食いもあり、たまに虫がついていることもあるので、新鮮な証拠としてご了承いただけるとありがたいです。

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【プロフィール】

もっと多くの人に美味しいお米を広めたい(作田妙江さん/山口県)

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山口県岩国市、駅から山間の田園地帯をくぐり20分ほど進んだ先に、作田さんの田んぼはあります。作田さんの育てたコシヒカリとヒノヒカリは「一度食べると他のお米食べられなくなる」と評判でリピート購入される方が多いのだそうです。そんな食べる人を引き付ける美味しさの秘訣についてお聞きしました。

 

美味しいワケは徹底した土作り

米作りで最も力を入れているのは、土作りです。肥料は鹿児島県の養鶏農家で作られるバクテリアや、土壌菌がたくさん入っているバイオ肥料を使っています。その肥料を使うことで田んぼで良質なバクテリアが育ち、地力が上がることで元気な稲が育ちます。実際、化学肥料を使わずにバイオ肥料を使い米を栽培するのは手間ですし、収穫量も減るんです。ですからこのやり方で進めるかについてはかなり悩みましたが、たどり着いた答えは「美味しいお米を食べてもらいたい」ということ。それで、このやり方をすすめています。

私達が作るお米は、親しい方に手渡しでお取引することが多いんです。食べる人の顔が見えるからこそ、もっともっと美味しいお米を提供したいと考えています。

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(豊かな自然と共存する田畑)

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主食をもっと味わってもらいたい

最近ではお米を食べる人が減っていると聞きますが、バイオ肥料で育てた「こうちゃん米」をぜひ食べてもらいたいです。お米はスーパーでも手軽に買うことができますが、育て方はもちろん鮮度や管理も味に大きな影響を及ぼします。お米は日本人の主食なので、もっとこだわって食べていただければきっと好きになる方も増えると信じています。

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残留農薬0の田んぼ

~美味しさだけじゃない、安全性にもこだわり~

土作りと同じく大事なことは、農薬をできるだけ使わないということです。バイオ肥料で地力が高まり病気になりにくい稲が育ちますが、それでも完璧ではありません。例えば人間も、100人いて全員が全く病気に掛からないということはありませんから。多少風邪を引くこともあるでしょう?稲も部分的に病気になることがあるんです。そんな場合、農薬を広域で散布すれば作る側は安心ですが、そうはしません。私たちの田んぼでは最低限必要な量の農薬を最小範囲で使います。もちろん手間ですが、その甲斐もあって私たちの田んぼは、残留農薬が0でした。美味しいだけでなく安心して食べていただけるお米なんです。

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(精米している様子) 

うちでは収穫されたお米は玄米の状態で温度管理された保管庫で保存します。注文を受けてかから精米することで酸化していない新鮮な状態のお米を届けることができるんですよ。

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米ぬかからヒット商品

お米の魅力を様々な角度から知ってもらうために、お米を使った商品開発にも挑戦しています。いくつか商品化したうち、今人気なのが米ぬかを使ったカンパーニュです。

農家では、精米時にでてくる米ぬかを肥料として使う場合が多いのですが、栄養分を多く含んでいるため日頃から「勿体無いな〜」と思い、何とか食品として活かす術はないかと考えていました。そこで、友達が経営する平生町のパン屋「ブーランジェリーミキ」に協力してもらい作ったのが、カンパーニュです。米ぬかの栄養分を余すことなく使い、しっとりとした食感がとても食べやすいんです。イベントなどで試食販売したところ大人気で、準備した分は全て完売してしまいました。

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(「ブーランジェリーミキ」で作るカンパーニュはもちもちした食感が人気)

玄米を煎って作った玄米コーヒーも人気です。コーヒー好きなのに妊娠中にカフェインを取ることができなかった自身の経験から、妊婦でも飲むことができるノンカフェインのコーヒーとして作ったところリピートして購入してくださる方もいます。

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(自身の経験を生かした玄米コーヒー)

 

もっと多くの人に私たちのお米を届けたい

生産するだけでは農産物に対するお客様の評価がわからないので、最近では精力的に東京などの都市に出向き、自分たちの農産物を試食していただく機会を増やしています。

消費者と直接触れ合うことができるイベントでは、作った私たちだからこそ伝えられることが多いし、味見をした上での意見を聞くことで「もっと美味しいものを作ろう」と意欲も湧いてきます。

今後の目標は「作田さんのお米が一番美味しい」と言ってくださる人をもっと増やしていくことです。

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【プロフィール】

好きなトマトを見つけてほしい(一之瀬まゆみさん/山梨県)

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一之瀬さんがトマトを栽培するのは、山梨県中央市。山梨県内屈指のトマト産地で、まだまだ知名度は低いものの「とまチュウ」(トマト+中央市)と言うご当地キャラがいるほど、トマトの栽培が根付いた地域なのだそうです。養液栽培という、トマトに与える水分を極力控えて甘さを凝縮する方法を用い、生産から販売まで全て家族の手で一環して行っています。

 

美味しさのヒケツは、手間ひまをかけた栽培方法

人気のあるフルーツトマトは、しっかり甘みのある品種です。養液栽培でトマトに与える水分を極力控え、苗にストレスを与えてトマトの甘味を引き出しています。安全な国産肥料を水に溶かして、30分に1回(5分ほど)マイクロチューブという細い管でトマトの根元に養分を与えています。種苗会社から苗を買うのではなく、自分たちの手作業で種をまき、成長させ、約3ヶ月で収穫をむかえます。

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豊富な種類と味のトマト

現在、9種類のトマトを育てています。サイズは、大玉・中玉・ミニ。色は、赤・黄・オレンジ。様々な種類のトマトがあり、味は甘みが強いものも、甘いだけではなく酸味もしっかりあるものもあります。その人の好み次第で、甘いものが好きな人も、酸味があるものが美味しいと感じる人もいます。私にはどれも愛着があるので、どれが一番かは決められないのですが、それぞれ良いところがあります。フルールトマトは甘いし、ミニトマトはお弁当で映える。それぞれの用途を見つけてもらえたら嬉しいです。

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本当は農業をするつもりがなかった

結婚するまえは、もともとジュエリーの会社に勤めていたんですよ。なので、結婚する際も、農業を手伝う予定はありませんでした。
でも、夫のお父さんからレジを手伝ってほしいと言われて、仕事も辞めていたので、最初はできることがあるなら手伝おうかなと思って始めました。

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そこから、少しずつお手伝いの幅を広げていったという一之瀬さん。
最初は子育ての合間に少し手伝う程度だったのが、だんだんと出来ることも増え、今では毎日トマトの成長が楽しみなんだそう。

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(色づく前の、トマトの赤ちゃん) 

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(色づき始めた黄色のトマト)

 

自然と向き合い、新鮮な野菜を食す喜び

農業はしたことが無かったし、汚れるのも嫌だと思っていた位で、最初は私の母から『大丈夫?』と心配される程でした(笑)OL時代もそれはそれで楽しかったし、おしゃれをするのも好きでしたが、今は実際に農業を手伝ってみて、自然相手に日々向き合っているいることに、やりがいも幸せも感じます。
すごい天気良いなとか、寒いな、暑いなとか・・・気にするようになって。そういうのを毎日感じで生活できるという面で、魅力的な仕事だなと思います。
子供の食育にもなるし、新鮮なものを食べさせてあげられる喜びもあります。

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トマト嫌いな方にも、子供にも喜ばれるトマト

農業をしていて嬉しく感じたことは、トマト嫌いだった方に、ここのトマトだったら食べられると言っていただいたことです。また、子供二人がトマト大好きで沢山食べてくれるので、自分の手で育てた安心な野菜で子育てできるのは、幸せなことだなと思います。

甘みも、酸味も、色んな味や色のトマトがあるので、自分の中で好きなトマトを見つけてほしいなと思いますね。できればトマトの食べ比べセットなど出せると良いなと思っています。

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美味しいトマトをたくさんの方に知って欲しい。採れたて、新鮮、美味しい野菜を皆様にお届けできたら嬉しいです。と言う一之瀬さん。
低農薬で手間ひまかけて作ったという多種のトマト、一番のおすすめはそのまま食べてもらうことそうです。

 

大切に梱包してお届けします

私たちのトマトは、家族みんなで食べるのも良いし、1人で食べてもらっても良い。
メインにはならないけど、どんな方の食卓でも、美味しく豊かに飾って欲しいです。

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【プロフィール】

  • お名前:一之瀬まゆみさん
  • 地域:山梨県中央市
  • ショップ名:マルヨシ園芸's shop
  • ショップURL: https://fril.jp/shop/maruyoshi

常に新しい農産物に挑戦。今期はいちご酢を開発(斉藤由美子さん/東京都)

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東京都調布市にある斉藤農園。名前を聞くと農業のイメージではない土地名ですが、意外にも多くの田畑が広がり、斉藤さんも複数の畑で多品目の栽培をしています。普段スーパーには並ばない野菜たちに、斉藤さんのこだわりが見られました。

 

こだわりは、低農薬栽培と、面白さ

なるべく農薬を使わないように栽培しています。そのため、虫がついて葉っぱがレースのようになることもありますが、見た目よりも健康に良いことにこだわってつくっています。またお客さんに、なんだろうこの野菜?と興味を持って魅力的に思ってもらえるような野菜を選んで育てています。

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判断基準は、自分が挑戦したいか

新しい品種を試してみるときは、自分が作ってみたいかどうかで判断しています。最近はイタリア野菜が多くて、ちょっとかわいい心引かれてしまう野菜に挑戦しています。見た目と食べたときのギャップがあったり、そういうのが面白いなと思ってやっています。

また、色んな種類を並べることでお客様に喜んでもらいたいので、少量生産にはなりますが多品目栽培に取り組んでいます。お店のサラダや家庭の食卓にのっていたら可愛くていいなとイメージしたり、大量に食べる野菜じゃなくても、家族のみなさんがこれは何?と食卓の話題にしてくれたらいいなと思います。

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(スティッキオ:葉はサラダに、根はバターソテーなどに。)

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(はやとうり:漬物やコンポートにおすすめ)

 

新しく美味しい野菜作りにチャレンジし続ける

失敗の可能性があっても新しい品種にチャレンジするのは、自分の性格もありますかね。目新しいものが好きで、ものめずらしい野菜に興味を引かれます。

野菜も、1つの品目をとっても今はいろんな種類があります。通常の品種を作りながらも、ちょっと新しい品種も育てたら楽しいかなと思ってやっていて、それが農業を続けるモチベーションにもなっています。これって美味しいのかな?売れるのかな?可愛いからつくっちゃおう。と言う気持ちから新しい野菜作りを始めたりしますが、そんな野菜をみなさんも好きになってくれたらいいなという想いでやっています。

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~ご近所様を味方に~ 体験農業やってます

先代から、小中学生向けに稲作体験授業をやっています。急速に都市化が進むこの地で農地に足を運んでいただき、収穫体験を通じて農業への理解を広めたいと思っています。春はいちご・玉葱、夏はトマト・トウモロコシ、など。お子様がご家族と共に収穫体験に来て、野菜が好きになり食べられるようになったと聞いた時はとても嬉しかったです。収穫時期が終わると次回の企画を考え始めます。お客様を私たちの畑に招くとこも、仕事のモチベーションの1つです。

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味は美味しい規格外いちごで「いちご酢」を考案

私たちのいちごは蜂に受粉をしてもらっているんですが、それが上手くいかないと奇形になって、規格外の出荷が出来ないいちごができるんですね。ただ形はわるくても、味が良いいんですよ。そういうイチゴが、美味しいイチゴなのだけどもったいないなと思い、活用法を考えたのが「いちご酢」です。ジャムだと珍しくないし、ちょっと変わったものを作りたいと思って決めました。

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いちご好きな方に是非試してほしい

今回開発したいちご酢は、ドレッシングメーカーさんと一緒に何度も試作して作りました。低農薬で1つ1つ手で育てた、斉藤農園のいちごを100%使用して作っています。すっきりさっぱり飲めるので、お疲れの回復にも良いと思っています。イチゴが好きな方や、特に女性で、美容・健康・体調に関心のある方に、喜んでいただけるといいなと思います。

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【プロフィール】

自然の力で育った野菜の魅力を届けたい(花島綾乃さん/千葉県)

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千葉県松戸市、畑を守ってきた父の他界をきっかけに23歳で農業を受け継いだ花島さん。美味しい野菜作りのためこだわっていることや、購入してくれる人に伝えたい想いについてお聞きしました。

 

農薬や化学肥料に頼らない自然農法に挑戦して1年

私が栽培する畑では、農薬や化学肥料は一切使っていません。自然の力だけで育てることで本当に体に良い野菜を作りたいんです。父の頃からもう何年もこの畑では農薬を使っていなくて、その分草むしりなどとても手間がかかりますがこの栽培方法が私のこだわりなんです。

毎朝空が明るくなる前から畑に出ますが、朝日が差し込む瞬間に植物がみせる生き生きとした表情が好きです。農薬を使わないことで虫食いもありますが、自然の力だけで育った野菜は香りもしっかりしていて凄く美味しいんですよ。手間暇かけて育てた野菜は本当に可愛いし、収穫するときはとても嬉しいです。

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(農薬を使わないからこそ多少の虫食いも)

 

家族で助けあう農業

農業を始めていまは1年ちょっと。

今年は台風が本当に多くて、愛情を込めて育てた野菜が倒れてダメになってしまうこともあり、自然を相手にする農業の厳しさを痛感しました。それでも続けていけると思えるのは、家族や周りの先輩農家さんの助けがあるからなんです。隣の畑のおじいちゃんとも仲がよくて、農家の先輩として教えてもらうこともありますし、話を聞いてあげることもあります。そういうのが凄く自分に合っていて、大空の下で地元の人たちとコミュニケーションを取りながら働く農業が本当に楽しいと思えるんです。

 

でも農家を継ぐと決めたとき、これまで何をしても賛成してくれた母に「農家はやめなさい。そんなに甘くない。」と言われたんです。父と共に農業の辛さも経験してきた母だからこそ、私のことを想ってくれたんだと思いました。それでも農業を始めたかったのは、父が残してくれた畑を処分したくなかったからです。そんな想いを汲み取ってくれたのも家族でした。旦那さんが脱サラして一緒に農業をしようと言ってくれたり、弟が手伝ってくれたりして、いまでは畑作業はもちろんのこと注文をいただいた野菜を出荷する時も、みんなで役割分担しながら楽しく作業をしています。

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(朝収穫したものを出荷する花島さんの野菜セット)

 

「お金じゃ買えない農業」

私は「お金じゃ買えない農業」をテーマに農業を始めました。大量出荷はできませんが、家族で分担して出せる範囲で丁寧に対応する暖かい農家を目指したいんです。

楽しんで農家をしているけど、買ってくださる方にとって「若いから」が言い訳にならいようにもしたいと思っていて、出荷する時は野菜を種類ごとに袋詰めして、買った人が「何の野菜だろう?」って思わないように一品ずつ品種と説明を書いた案内を入れています。あとお手紙も。美味しく食べてもらいたいし、私たち家族が心を込めて作ったことも伝えたいから、毎回手書きのメッセージを添えることにしています。

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わかってくれる人が買ってくれたら

購入される方に新鮮な状態で届けるため、いつも土付きの状態で発送しています。そうすることで保湿されて生き生きした状態で届くんです。あと野菜は好き嫌いもあるので、事前にコミュニケーションが取れる方からは要望も聞いて、入れる野菜を決めています。

また、少しでも私たちの野菜をわかってくれる人に買ってもらいたいから、SNSを通じて畑の状態や、おすすめのレシピなどの情報発信もしています。例えばお弁当を華やかにしてくれる野菜のレシピとかをInstagramで発信すると、同世代の共感してくれる人からコメントが入って、私たちの野菜のファンになってくれます。そういう人達に向けて可愛くて美味しい野菜をさらに届け続けたいし、共感してくださる人たちをもっと増やしていきたいと考えています。

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【プロフィール】